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桜が満開になろうかというある日、江戸城跡へと行ってまいりました。 前回の大相撲でご一緒した方々にまた声をかけていただき。 江戸城跡、というと「?」って感じですが、向かった先は皇居です。 事前に宮内庁に申請を出すと、平日に限り中を少しだけ見学できる無料ツアーがあるの。 (申し込み方法などはコチラ→) 事前申込みは代表者の方がやってくださいましたが、グループ全員の住所・氏名に加えて 年齢も必要なので、結構面倒だったのではと思います(20人近くとなるとね..)。 集合場所は桔梗門。 パレスホテルのちょっと霞ヶ関寄りのあたりから入ります。ツアーは午前・午後あるのだけど 午後のツアー開始は13時半。わさわさ人が集まっているのをそれぞれグループごとに 2列に並ばせ(ザ・宮内庁!)、係りのおじさまが中へと誘導します。 中に入るとまず、窓明館というところで皇居の施設概要やツアーで歩く道順などのビデオを 10分ほど見せられます。 お土産もの屋さんも併設されていて、皇室カレンダーや皇居の地図の下敷き、各種お菓子などが 販売されていました。菊の御紋クッキーとか^^ 見るもの全てがなんだか珍しいわ。 出発時間になると、今度は4列に整列! 外国人の団体なんて、そんなの聞くわけもなく(そもそも指示も日本語でしかないので、分かる わけもなく)なんとな~く長細いかたまりになって待機しておりました。 スタートして割とすぐに現れたのが富士見櫓。 江戸時代から残るもので、四面が同じ形だとか。後ろにビル群が見えるのでギャップが面白い。 完全に旅行気分になれる景色。東京のどまんなかにいるとは思えません。 宮内庁庁舎。 謎の住まいの中にあるものは全て謎に包まれて見えます(笑)。 急な坂を上がるとどど~んと見えてきたのは、宮殿。7つの建物からなる、さまざまな儀式や お茶会などを執り行う場所らしい。歌会始とかね。 右のほうに見えている金色の階段があるところは北車寄せなのだけど、新内閣組閣の時の 記念写真はここで撮っているんですってよ!国会議事堂の適当などこかだと思ってた~! この宮殿、長~いの。建物の長さは160m、外のテラスみたいな廊下は100mあるんだって。 そしてこのグレーの広場は、一般参賀の時に国民のみなさまが手を振るあの広場なのです。 ちなみに、建物の前にちょんちょんと並ぶ黄色の物体は有田焼の石灯籠ですって。ほ~。 歩きながら撮ったら斜めになっちゃいました。 一般参賀で皇族がたが手を振られるあのガラス張りの場所、そういうところがあるんだと 思いきやこのテラスに、鉄で枠を作ってガラスを嵌め込んで、その時だけ作るんだそう。 そして終わったら速攻撤去するんですって。なので、それ用に真ん中のあたりに観音開きになる ガラス戸が3箇所くらいありました。 南車寄せは主に外国人に使われているらしいのだけど、そのせいかそちら側には日本庭園が。 こんもり山のようになっているのは、大刈り込みというらしく、手前のが23種類、奥のが21種類の 木を寄せ植えにし、職人さんが全て手作業で刈り込んでいるんだとか。なかなかの見ものです。 伏見櫓を見ながら二重橋を渡ったら(正式名称は正門鉄橋)、折り返して再び宮殿の前を通り、 宮内庁の後ろを通ってまた桔梗門のほうに戻ってツアーは終了。 桜がきれいだという、「山下通り」。皇居の中に存在するにはなんだか普通の名前過ぎ?^^ 確かに桜はきれいでした。派手さはないけれど、風景にとけこむ桜。 しかし皇居の中って、車がばんばん通るのが意外だった.. それも、街中でふつうに見かける業者の車が。あまりに人気がないので、車ばかり通るのが なんだか不思議な感じです。 ちなみに今回の皇居内ツアーの説明をしてくれた宮内庁職員のおじさま、定年退職でこの日の このツアーが最後の勤務だったのです。 とっても腰が低く、人のいいおじさまで、なんとなく最後になった私たちのグループと話しながら 皇居を出ることに。38年間勤めたうちの半分近くは天皇皇后両陛下付きだったとのこと。 いろいろなことがあったのだろうなぁ..と思いましたが、くしゃくしゃの笑顔で本当に 人柄のよい方でした。 謎の住まいの端っこだけでしたが、垣間見ることができて楽しかった♪
by grigo
| 2008-04-02 23:59
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