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湯布院での宿は「山荘わらび野」にしました。 3年前に同じメンバーで湯布院に来た時(ただし2号はお腹の中で参加)、 ここに泊まってとてもよかったのです。 部屋に露天風呂がある、料理がおいしい、というだけでなく 子連れにもマニュアルに即してではなく、きちんともてなそうという気持ちを もって対応してくれるサービスが印象的で。 今回も、到着時にチャイルドシートで爆睡したまま抱き上げても起きなかった 2号を見て、前回と同じならばおそらくラウンジでお茶とお菓子をいただきながらの 宿帳記入だったところを、「すぐにお部屋にご案内いたしましょう」と すっと部屋に通してくださいました。 そして「よろしかったら、お布団を一組おひきしましょうか」と手早く次の間に 布団を用意してくれ、2号はそのまま1時間ほど極楽気分。 こちらがお願いする(こうして欲しいと気が付く)前に、押し付けがましくなく、 さっと対応してくれるのは、ちゃんと「サービス」だと思うのですよね。 たまにサービス料をしっかり取る割に、あれれ?って宿やお店もあるもん。 爆睡中の2号を担いで歩いた廊下はこんな感じ。 内庭に面していて、静かなことこの上なしです。 湯布院といっても、お店が集まっているエリアからは遠いので、 宿から散策に出かけるのは厳しいかな。 履きものをしまった後で雪駄を出しておいてくれました。 ちゃんとこども用のがある! しかも1号と2号のはサイズ違いで、それぞれの足にもぴったりなの。 ついでにいうと、浴衣もサイズ違い、かつちょうどいいサイズで用意してあって、 白地に紺の絣っぽい模様がさっぱりしててかわいい♪(←ちょっと欲しかった(笑)) 部屋のお風呂は竹林に面しています。 夕食までにみんなでかわるがわる入りました。 おそらく単純泉で、くせのないお湯なんだけど、肌あたりがとろっと柔らかく 熱過ぎない温度調整がされていて、長時間入っていられます。 祖母に続いて1号と私が入った後、ちょうどいいタイミングで2号が起きたので、 母と2号も入ったのだけれど、2号は湯舟に浸かってひとり竹林を見つめ、 「あっかたい(=あったかい)ねぇ。きもちいいねぇ..」と しばらく呟き続けたらしい。 その姿がまるで爺さんのようだったとは、母の弁。 さてさて、お風呂の後は夕食です。 今回は、1号は食事をお願いし、2号はなしにしたんだけど、正解だった~。 1号にはお子様用の食事をご用意しますね、と予約時に聞いてはいたものの 運ばれてきたのを見てあ~らびっくり。 めちゃリッチなお子様ランチじゃないですか..! 器がすごいだけじゃなくて、中味も手抜きなしでしっかり作られてます。 ハンバーグにオムレツ、唐揚げに海老、白身魚2種の海鮮フライ、 たこウインナー、とうもろこしにナポリタンスパ。 あとはおにぎり2つにメロン、ぶどう、りんご、ジャム入りヨーグルト。 ラインナップ的にはいわゆるお子様ランチだけど、フライの魚なんて フライにはもったいないんじゃ..?ってレベルだったし、ウインナーの キレのあるたこっぷりも、りんごのしゅっとしたうさぎ具合も、 そこらの素人(=私)が作るのとは全く違いました。 1号も大喜び。 私も、今までいろいろ見た中でいちばんテンションが上がった お子様ランチでした。 ボリュームもあったから2号もしっかり食べられて、よかった~。 (この器、すし桶くらいの大きさだったのです。持ったら相当重かった) あまり長いのもあれなので、今回はこのへんで。 次回おとなの食事編に続きます~。
by grigo
| 2009-05-22 11:29
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